一節だけどうしても理解できない歌詞(単語)があります。
──「終末感の香り」。(「Dead bang」)
この曲全体の世界感はなんとなくイメージできてるんですが、この一部分だけが、どうしても読み取れない。それがどんな香りかわからないというのではなく、「終末感」という単語を私自信が使わないので、どんな感じなのかがつかめない。今まで意味を深く考える場面なく過ごしてきた単語のようです。
ニュアンスは何となくわかるような気もしますが、なんだか霧が晴れない…。言葉を埋めたのは鍛治御大ですから、私なぞにわからん世界があるのはごもっともですが、しかしそれにしてもしかしだ、この単語については、自分でも不思議なくらいイメージがわかない…。…こうなったら、もう、あれだ、考えるな、音で感じろ。
一節、完全にコピーしたくなるドラムのフレーズがあります。
「Vibes」のギターソロが終わったあとにある、「na na na na na na na na …」のバックで軽快に弾みだすリズム。
これ、私がドラムをかじっていたときに一番好きなパターンだったんです。今でも、立ち寄った楽器屋なんか叩かせてもらえるセットが置いてあると、私はとりあえずこのパターンを叩きます。他のパターンに比べて一章節の中でたたく音数が多いので、忙しいんですが、私せっかちなもので、その辺性に合うんです。
いままでのロデオの曲でこのパターンをここまでクリアに聴いたことはなかったので、今回めぐり合って個人的にものすごいツボな部分です。ぜひライブで聴きたいです。このときばかりは境さん完全ロックオンです。
…ところが今回のツアーでは、この曲、私の知る限りではまだセトリでお見かけしたことがないんですよねぇ…。聴けないのか?! 「Kingdom」ツアーなのに?!(いや、ほかにもようけあるよ)
一曲、どうしてもライブで聴きたい曲があります。
「Motorcycle」。
これはかなり早い段階から思っていたことで、また、ライブでもやるだろうと勝手に思い込んでいた曲でもありました。…ひたひたとギターから始まって、どかどかっとドラムが入って、ベースが入る直前で鍛治御大が「ぎゃーーーーー」だか「あーーーーーー」だか「わーーーーーー」だか言うてるじゃないですか。これ、ライブでやりがいあると思ったんですよ、勝手に。…もとい、私がライブで聴きたいと思ったんですよ、勝手に(笑)。イントロで鍛治御大が叫ぶのを浴びるのは、どの曲でも快感だと思うのです。
そんなこんなでうだうだ言いながら、「ツアーではやるよね」なんて思っていたら、意外なことにすんなりはやらなかった。私がセトリで見たのは浜松が最初です。以後何本かは続けてやられていたので、「ようやくレギュラー♪」と思っていたら、またふっと姿を消していた…。こう、すごい狭い視界を爆音で横切られたみたいな消え方。うあ…、復活してくれ…。
私は今ツアーはまだ一つもライブに行っていません。ですから、各地のレポをもらったり拾ったりしながら急場(どんな?)をしのいでいるわけですが、行くつもりが行けなかったライブもいくつかあったんです。それは、浜松・名古屋・さいたま。この3本、全部「Motorcycle」やってるんですよね…。こういうのをまさに、「バカバカバカー、わしのバカー」と言うのだと。
いろいろ言いましたが、要は、Kingdom ツアーに早く行きたいということです。そういうことです。